2025.05.08
5月お便り
死ぬまで歯を残すのは、昔より難しい!?
岐阜県美濃加茂市の佐藤歯科医院です
昔より、自分の歯を一生守るのが難しくなってきていることをご存知ですか?
なぜ、そんなふうに言われるようになったのでしょうか?
今月は、その背景について少し掘り下げてみたいと思います!
なぜ「一生歯を守るのが難しい時代」になったのか?
① 現代の生活習慣が、知らずに歯を弱らせているから
間食や糖分の多い食事が日常化し、ストレス・喫煙・口呼吸・ドライマウスなど、現代特有の習慣が知らないうちに歯や歯ぐきに負担をかけています。
② 寿命が延び、歯の使用年数が長くなったから
昔は平均寿命が60代でしたが、今は80~90歳まで生きるのが当たり前に。歯を使う年数が20年以上延びたことで、ダメージの蓄積や治療の限界が現れるようになりました。
③ 「痛くなったら行く」が当たり前になってしまったから
忙しさから歯医者が後回しになり、気づいたときには悪化していた…というケースが少なくありません。削った歯や神経を取った歯は戻らず、結果的に歯を多く失ってしまうのです。
歯を守るには、「治す」より「予防」が大切です。
自分の歯で一生過ごすために、今から習慣を整えていきましょう
